あたりとは、魚がエサをくわえた、またはハリにかかったことを釣り人に教える信号。 魚信ともいう。
もちろん魚はわざわざ「あたくし、ハリにかかりましたよ〜」なんてことを叫んではくれないから釣り人はウキをつけてみたり、糸を張って魚がエサをくわえるのを感じたりと、どうにかしてアタリを知る仕組みを考えるわけですね。
釣りによって、あたりがあったら即、アワセなければならないものもあれば、そうでない釣りもあります。生きたイワシで釣るヒラメ釣りなどは、アタリがあってもすぐにあわせてしまってはハリにかかりません。じっくり待ってガツンガツンと魚を感じてからあわせなくちゃいけないわけね。そんなことからヒラメがイワシに食いついた最初のアタリは、前アタリって言ったりします。
サオにガツガツと重量感が乗ったあたりが本アタリということでここで合わせると釣れる。と、言われていますが、まあそうきれいにあたりが出ないことも多いです。