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トモ

トモとは、船尾部分のこと。船の一番後ろの方のことですね。船は前方から「ミヨシ」、「胴の間」、「トモ」と3つに区切って呼ばれます。船の一番後ろのことを「大ドモ」ともいいいます。

トモはミヨシの次に揺れます。トモは、ミヨシと並ぶ、特等席ですが、排気ガスの臭いがしますので、臭いが苦手な人は遠慮したほうがいいかも。

胴の間(どうのま)

胴の間(どうのま)とは、船の中央部分のこと。船は前方から「ミヨシ」、「胴の間」、「トモ」と3つに区切って呼ばれます。胴の間は船長室も近く、船の中では一番揺れません。

鳥山(とりやま)

鳥山(とりやま)とは、海面近くに集まる海鳥の群れのこと。イワシなどの小魚がカツオやマグロなどに追われている場合、海面近くで逃げまどい、海面にジャンプしたりする。そんな小魚を食べようと海鳥も小魚の群れを追いかける。それによって鳥山ができるわけです。さらに、カツオやマグロなどを釣ろうと企む釣り人は鳥山を追い、鳥山の動きをみながら水面下の魚の動きを予測してエサやルアーを投入するわけですね。

ドラグ

ドラグとは、リールの機構の一つ。魚の強い引きに対し、糸が切れないようにスプールが逆回転できるようにする機能がある。ドラグにはスタードラグ、レバードラグ等の種類がある。ドラグを締めると強い力がかからないとスプールは逆回転しないが、ドラグを緩めると少々力が掛かっただけでもスプールは逆回転する。釣る魚の種類によってドラグをきっちり締めておいたり、ずるずるに緩めておいたりする。真鯛などはドラグを緩めにすることが多い。

胴突き(どうつき)

胴突き(どうつき)とは、仕掛けの種類の一つ。仕掛けの先端にオモリを付ける。幹糸から複数の枝針を出す仕掛け。アジ・サバやハナダイ釣りなど船釣りでよく使われる。

胴調子(どうちょうし)

胴調子(どうちょうし)とは、釣竿の調子の一種。穂先に近いほうを中心に竿が曲がる先調子に比べ、手元(胴)に近いほうを中心に竿が曲がる。柔らかめの竿が多い。真鯛釣りなど、使う糸の太さに比べ、魚の引きが強い場合などによく使用される。