ドキドキ防衛とうーんな復帰戦

内藤大助の防衛戦と山本KID徳郁の復帰戦。


TBSが一生懸命盛り上げてたけど、うーん。いつも思うけど、TBSは格闘技放送向いてないんじゃない?演出というか番組構成が面白くねえ。


まあ、TV放送のことはどうでもいいけど、内藤大助は、旨さは見せながらも、6回には挑戦者熊朝忠の強烈な右を貰ってダウン。その後もやばかった。一生懸命ごまかしてたけど、ダウンだろってのもあったと思います。が、序盤と終盤はペースを握って、結局は判定勝利。


判定は妥当だと思うけど、本人も納得いかなそうな結果でした。が、直前の開催地変更、タイトルマッチ1試合のみでの開催等、リング以外で心配事が多かったようで、ちょっと可哀想です。ただ、ピンチでもしっかり凌いでいたのは練習のたまものかな。


もう少し、左のジャブを中心に組み立てたらどうかと思うけど、なかなかそうもいかないんだろうね。観るとやるとじゃ大違いだしね。アッパーも結構入ってたと思うけどね。まあ、勝ってよかった。


挑戦者の熊は小さいけどパンチは強い。スタミナもあったし、いい選手でしたね。やっぱ、パンチが強いってのは魅力だね。試合を一発でひっくり返すモンね。爆発力があるとないとじゃ、凄みが違います。


そういう意味では、Dreamの所英男選手なんて、今回最後はスリーパー決めたけど、もっと早くに関節決めて欲しかったかな。寝技、関節技の爆発的な切れってのも魅力です。一本とれる技がある人はいいと思う。やっぱ得意技、これなら誰にでも通用する、これなら決めれる、倒せるって技は持っておきたいですね。


そんな技があっても、久々の試合というのは、やはり難しいと感じさせられたのがJ.Z.カルバンと山本KID徳郁。二人ともパワーがあって、パンチも強くて相手を一撃で倒せる選手なんだけど、カルバンは川尻達也に判定負け。


スタンドでもガードが下がることなく、いい感じの試合だったんだけど、もう一つ以前の爆発力はなかった感じ。川尻も強かったんでしょうが、カルバンが本調子じゃなかった気がします。


そして、TV的にも本命の山本KID徳郁。うーん。動き自体は悪くないような気はするけど、やっぱり当て勘は鈍ってたかな。スタンドの攻防では完全に勝っていましたし、グランドでもきちんと防御していたと思うんだけど、やはり攻め続けていた時間の長いほうに判定はあがってしまうんですよね。本人もTV側も残念な結果でしょうが、怪我での休み明けだし、これはこれでいいんじゃないでしょうか。


次はまた大いに期待できると思うな。頑張って欲しいです。



でもホント、久々の試合は難しいんだよね。知らず知らずに後ろに下がっていて相手にリズム取りやすくなっちゃったりとか。自分の試合の時も、大会の初戦など、特にそうなんでオイラもわかります。いくら稽古でスパーとかしていても、本番は絶対違うんだよね。1試合すると体も動くようになるんだけど。ね。


お、そういえば、本番で緊張して力が出せない人は、スタート前というか、試合前、強烈に体に力を入れて、体を縮ませると逆に筋肉が緩んで本番で良いっていう記事を今日見つけたので、今度やってみよう。



  
  

トラックバック(0)

このブログ記事を参照しているブログ一覧: ドキドキ防衛とうーんな復帰戦

このブログ記事に対するトラックバックURL: http://www.baktok.com/cm/mt-tb.cgi/1048

コメントする

2009年5月

          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

archive