弥生賞はロジユニヴァースがV

ロジユニヴァースは強かった。


豆腐より柔らかい、「止まり木ブルース」健坊の鉄板に指名されたロジユニヴァース。それだけが不安だった弥生賞だったけど、


「太陽が西から昇ってもロジユニヴァースは負けないと断言できる」


と、健坊に言わせるだけはある強さ。


絶好調の横山典弘は、スタート直後他に行く馬がいないと見るやなんと先頭でレースを引っ張る。意外な展開に観客はざわめくが、横山騎手はレース後「逃げることも頭にいれていた」とコメントしているように、休み明けのロジユニヴァースに無理な負担をかけたくなかったのだと思われる。


競馬において一番不利を受けずに走れるのは確かに逃げ馬。後ろからつつかれるという精神的なプレッシャーはあるにせよ馬群の中で他の馬に蹴られたり、前が詰まって引っ張られたり、そういった不利は受けないためには先頭を走るのが一番だからね。


柏木集保さんは、「逃げではなく主導権をとった」と表現していたけれどもまさにそんな印象。しかも、強い馬が先頭になっているせいで他の馬は誰もつつきに行かず、レースは緩いラップで進んだので、ロジユニヴァース自身はレース後もそんなに疲れが無かったのではなかろうか。


今年の弥生賞、事前の登録馬の一覧を見ると超豪華なメンバーだったのが、次々と各馬戦線離脱し結果的には10頭立てになったのだが、ロジユニヴァースはどうやら運も兼ね備えているようだ。


「ダービー馬は運が強い馬が勝つ」


と、言われるレースだけに、ロジユニヴァースはダービーもかなり期待できるんじゃないだろうか。


さて、レースは先頭のロジユニヴァースにミッキーペトラが続き、そのまま1,2着のゴール。3着には前半は4番手、4コーナーでは6番手くらいにいた地方出身のモエレエキスパートが入線。前走のシンザン記念は中央初戦にも関わらず3番人気と人気を集めたけど、勝ったアントニオバローズから1.7秒も離された10着と期待を裏切ったのだが、地力はしっかりとあったようです。


モエレエキスパートも気にはなったんだけどね・・・、ちょっと拾えなかった。


オイラが注目したミッキーペトラは4コーナーでギクシャクしたコーナリングをみせるなど、若さを見せたけど、そこそこの実力はありそう。ただ、現時点ではロジユニヴァースとは格が違う感じ。まあ、それはいいとして、セイウンワンダーとアーリーロブストはどうしちゃったのさ?


アーリーロブストは、稍重の馬場がダメだったようだが、上がり3ハロンはロジユニヴァースと0.1秒しか変わらない35.9で上がってきているので、位置取り等、騎手に責任があるのかも。


セイウンワンダーは12キロ増が響いたのか?弥生賞、勝利の方程式にのって4コーナーを4番まで押し上げて周ったんだけど伸び切れなかったね。ちょっと馬に実が詰まってなかったみたいだけど、皐月賞でどこまで持ち直すかな。それ次第ではダービーも難しいんじゃないかな。


そんなわけで、「止まり木ブルース」健坊一家は今週も玉砕。健坊予想をチョイずらす作戦は馬単は的中、3連単は残念でした。という結果でした。やっぱ3連単を当てたいね。今回も26、930円もついたからね。もうひとひねり必要ですかね。また来週頑張りましょう。



  
  

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