土用の丑の日。「うし」の日で、「う」の日じゃないから

超一流商社に勤める身内は、鰻屋に行列ができているのを見て、


「今日は、"う"の日なの？」

って、言ってたらしいけど・・・丑の日です。「うし」の日。
鰻食べる日が「う」の日って意味なのか？？まあ確かに、丑の日に、「う」のつく食べ物を食べると体に良いっていう言い伝えがあったんで、平賀源内が鰻屋の販売促進のために土用の丑の日に鰻を食べると体に良いって言い広めたってのが、今にまで続いてるって話だけど・・・ねー、「う」の日って・・・ちと乱暴な気が・・・


ちなみに鰻以外の健康に良い「う」の食べ物は、「梅干」「うどん」「うり」とかですかね。あと、なんかあるかな？だから要は土用の丑の日には、鰻じゃなくって、梅干の入ったうどんを食べてもいいわけさ。つうかそっちのほうが低カロリーでいいか？でもやっぱし鰻のほうがいいか、滋養強壮で。ね。


うちでは、「う」の日ならぬ、「ての字」の鰻を頂きました。久しぶりの鰻だったせいか、写真を撮るのもすっかり忘れ、あっという間にたいらげましたです。


鰻もたまに食べると美味しいやね。鰻っていうと、あっしのバヤイ、頭に浮かぶのが。新橋の大和田だったり、神田のきくかわだったり、蒲田の寿々喜だったりしますが、みんな色々ご贔屓があるんでしょうな。


 でも、鰻って高いよね。手がかかってるからかね？逆に言うと、手をかけないと美味くないって気もするけど。。


魚の場合、フランス料理しかり、お寿司しかり、手をかけないと値段は高くならないです。お刺身は高いっても限度があるよね。まあ、お刺身の味にも限度があるけど。正直言って、表で食べるお刺身より自分で釣ってきた魚のほうが美味しいことが多いですから。。魚本来の味と、ソースの融合具合で勝負するフランス料理などは、やっぱり刺身では味わえない味のゾーンへ運んでくれる所に値段がつけられてるんでしょうな。


そんなわけで、お刺身好きのオイラですが、たまには、おフランス料理でも食べてみようかという気になった土用の丑の日でした。
以上。