自転車に乗る子供にヘルメット着用の努力義務導入

自転車に関連する変更項目で大きいものは以下の２つ

• 小学生以下の子供は歩道を自転車で走ることができる。
• 乗車用ヘルメット着用努力義務が導入される。

一つ目についてですが、自転車は今までは、「普通自転車の歩道通行可」の道路標識等で指定された歩道のみしか通行できなかったわけです。法律上はです。まあ実際には、みんな歩道を自転車で走ってますけどね。で、これが小学生以下の子供は歩道を走って良いということになるわけです。加えて、「自転車の通行の安全を確保するために歩道通行することがやむを得ないと認められるとき」にも歩道を走ってよいということになります。

ちなみに、中学生（１３歳）になったら、「車道通行」が原則になるわけ。

さて、今後は、小学生以下の子供達が自転車で歩道を走って良いということになりますので、当然ながら歩道を歩く歩行者についても「普通自転車通行指定部分」をできるだけ避けて通行する努力義務が要求されます。

２つ目ですが、現在も自主的に子供に乗車用のヘルメットを着用させている家庭もありますが、正式に「児童又は幼児を保護する責任のある者は、児童又は幼児を自転車に乗車させるときは、乗車用ヘルメットをかぶらせるように努めなければなりません。ということになります。

２つ目は努力義務ですね。これでどのくらいヘルメットの着用率があがるでしょうか。子供はヘルメット被るの嫌がるんでしょうね。ちなみにうちの小学生は「ヘルメットなんぞ被りたくない」と申しておりました。まあ、もしヘルメットを買うとしたら、普通の自転車用のヘルメットの形ではなく、バイクに乗る時のヘルメットのように側頭部をしっかり保護しているヘルメットのほうがオススメです。側頭部って頭の中では弱い部分なんですよね。実際に事故に会った時に、現在多く売られている自転車用のヘルメットには安全面で少々不安があるようです。